
メンテナンスと健康にも配慮した画期的な集中配管システム
建物の構造がしっかりしていて耐久性の向上とともに住まいの寿命が長くなっても、設備機器や電気製品は消耗品としていずれ交換やメンテナンスの時期を迎えます。壁や天井の中に隠れている設備配管も同じように長い間には交換が必要となり、金属管においてはサビや腐食の問題も生じてきます。しかし、破損や寿命などで交換する場合は、壁や天井をはがして配管しなおし、もう一度施工し直す大掛かりな工事を必要としてしまいます。こうした従来の設備配管における不安を解消するのが、集中配管方式による画期的な設備配管システムです。数々のメリットをあわせ持つこの配管システムは、耐久性の高いこれからの住まいに適した維持管理を実現するものです。
- ■安心と信頼の架橋ポリエチレンパイプ
- 素材はポリエチレンですから、サビや金属の成分が水の中に漏れ出すことはなく、腐食の心配もありません。銅管などの25年といわれる耐久性にくらべ50年という高い耐久性を誇り、アメリカ水質認定機構をはじめとする、日本を含め世界各国の水質基準をクリアし使用されている安心の素材です。滑らかなパイプの内側と伸縮性によって高速の流水による衝撃音も少なく静かという特性もあります。耐熱温度も110℃と熱にも大変強い素材ですから、熱湯に対する不安も一切ありません。
- ■クリーンで健康にも十分に配慮された新素材
-
従来の場合、鉄管ではサビや赤水、銅管の場合は青水や緑青(ろくしょう)の発生が長い使用の間に心配されますが、金属管などと違いサビが発生する心配がなく、人体にも無害で、いつでもクリーンな水を利用できます。これによってパイプ内部に付着した成分による不快な匂いも発生しません。 - ■環境ホルモンの危険性はありません
- 合成化学物質あるいはそれらの物質が変質して生成する有害物質が、人体に悪影響を及ぼすとされる環境ホルモンは近年社会問題となっています。しかし「架橋ポリエチレン」は、国が指定している環境ホルモン作用の恐れがある300種類の化学物質に対して、調査試験の結果、その中に架橋ポリエチレンから発生する化学物質は全く認められませんでした。さらに、水道水質基準や快適水質、監視項目、環境基準など133種類に示される有害物質の中で、架橋ポリエチレンから発生する物質は全く存在しないことが明らかになっています。このことから架橋ポリエチレンは、現在、最も健康的で安全な水道管用材料と言えるでしょう。
- ■架橋ポリエチレンパイプ+サヤ管の二重構造
-
万一架橋ポリエチレンパイプが破損しても、サヤ管に守られているため水漏れなどへの不安も最小限にとどめることが出来るうえ、パイプの交換も架橋ポリエチレンパイプをサヤ管に通すだけで済みます。また、結露の発生を抑え、湿気による躯体への影響もありません。 - ■集中管理を可能にするヘッダーボックス
-
洗面所の床下などにヘッダーボックスを設置し、そこから全経路へそれぞれ配管する集中配管方式を採用し、配管途中の分岐は行いません。これにより各経路への水圧が均等になり同時に複数箇所で水を使っても水量は一定に保たれます。またある箇所で破損などの問題が万一起きても、他の部分の配管に影響しないことなどのメリットがあります。ヘッダーボックスの設置場所から、凍結の心配も軽減され、仮に凍結がおきたとしても、パイプの伸縮性により膨張にも耐えられます。
排水管の基礎貫通部分には排水管よりも太いサヤ管をコンクリートに埋め込み、サヤ管の中に排水管を通します。将来、排水管が老朽化したときやリフォームなどの際に基礎を壊すことなく簡単に排水管の交換が可能です。メンテナンスに優れているだけでなく建物の耐震性・耐久性を維持することにも配慮された工法です。












