耐震性能

快適・省エネ性能

エンジニアリングウッド

地震に強い家を支える構造用集成材。

エンジニアリングウッド
〈JAS構造用集成材〉

JAS構造用集成材

エポック工法では、強化された木材=構造用集成材を採用しています。ムク材の1.5倍を超える強度で、頑強な躯体を実現しました。さらにその他の部材にも乾燥材を使用。反りやくるい、歪みなどの不安を解消し、永年にわたる安定した性能を維持します。真の強さと確かな品質を追求する、ウンノハウスの技術に対する考え方です。

まさに理想の建材

長年住宅建築に使われてきた木材は、私たち住む者をそのやさしさで癒し、その耐久性の高さで守ってきました。しかし、同時に問題も抱えてきました。雨漏りがしたり、建具ががたついてきたり、地震や災害時にはその強度に不安がありました。そんな問題は建てる時から始まっています。製材した木材を一ヶ月もおくと、ねじれや曲がりが生じてくるのです。これらは乾燥することで防げるのですが、それにはとても長い時間が必要です。かつて宮大工は20年も木材を寝かせたといいます。しかしこれは現実的ではありません。そこで生まれたのが集成材です。十分な乾燥と強度計算による製材。集成材は現代の技術によって、木の良さを引き出しつつ欠点を補った理想の建材といえます。

JAS構造用集成材

エンジニアリングウッドの耐久性

一枚一枚の強度試験と乾燥による安定性など、高い信頼性を得る集成材ですが、何層もの板を張り合わせた集成材の耐久性は、使用される接着剤の耐久性にも大きく関わっています。JAS接着試験では、長い時間水に浸して、高い温度で乾燥させ、はく離を調べる「浸清はくり試験」と、煮沸し水に浸しさらに高温で乾燥させ、はく離を調べる「煮沸はくり試験」という厳しい二つの試験がありますが、ウンノハウスの構造用集成材は、いずれも「はく離率0.0%」というJASが定める試験基準をはるかに上回る数値で適合しています。構造用集成材は、その高い強度とともに、はがれなどの心配のない安心できる現代の進化した住宅用建材です。

ムク材の1.5倍もの強度

■構造用一般製材品と集成材の許容応力度の比較

集成材の強さの秘密は徹底した強度の計算にあります。一枚一枚を十分に乾燥させ、更に強度分けを行い、木材としての強さを明確にしています。

ですから長いスパンの梁材などでも十分な強度のものをつくることができます。木造による大空間の公共施設や世界最大級の国内木造ドームも、この集成材と金物接合によって建設されているのです。

集成材は完全乾燥材だから安心

住宅に含水率の高い木材を使用した場合、年々乾燥した結果様々な不具合が予想されます。木材の含水率が30%から15%に減少すると、3.5%もの寸法の縮小が起こります。12pの角材を2本ボルトで締めた場合は、8oものボルトの緩みが生じることになります。耐震性確保の面で特に重要な接合部がゆるめば、住宅の耐震性は大きく低下することになります。集成材は含水率が8〜15%以下と十分に乾燥した状態なので、そんな心配はいりません。木材の外側も内側も同じ含水率まで乾燥しているので割れやねじれ、曲がりが起きません。床鳴りやたてつけが悪くなるといった不具合も起こりにくくなります。

図:集成材

プレカット工場で品質を均一化

■自社プレカット工場(山形県天童市)

当社は、早くより木造住宅の品質の向上と安定を目指し、プレカット工場を建設。研究開発による高い技術を、基本性能で発揮する柱や梁など、厳しい基準のなかで生産しています。お客様の多彩なご要望にお応えできるのもこうした自社による生産・供給システムがあるからです。工場で生産される機械プレカット部材は、東北で初めて、全国でも6社目の農林水産省(現(財)日本住宅・木材技術センター認証)による「AQ木質建材認証」を受けました。工場では、品質の安全・安定性に優れた良質なものと認められた部材とともに安心をお届けしています

私達が暮らしの中で、本能的に感じて得ている木の持つ特性、そして木への好感。それには、人と木がもつ性質との間に裏打けられた理由があります。自然の中で年月をかけて価値ある資源として形成された「木は、私たちが数十年住み続ける住宅用建材として、まさに最適であるといえる秘密がたくさんあるのです

木の調湿性能。

木材は湿度の高い梅雨期から盛夏にかけて空気中の水分を吸収し、湿度の低い冬期には逆に水分を発散します。建ててから何年経っていても、10p角の柱なら、一升瓶1本分の水分を出し入れすることができるといわれています。木造住宅が湿気の多い日本に最適とされる理由のひとつです。

木は鉄の200倍の断熱効果。

木材は他の建築材料を大きく上回る断熱効果をもっています。熱の伝わりにくさは鉄の約200倍、大理石の約20倍、コンクリートの約4倍。「木のぬくもり」に裏打ちされる所以がこの断熱性にあるわけです。外気温の影響を受けにくく、四季を通じて人にやさしい素材といえます。

上記は、冬に室内側から撮影した軽量鉄骨造のサーモグラフィ写真です。見た目ではわからない、壁の表面もサーモグラフィを通して見ると、鉄の柱が熱橋(熱のとおり道)となり、冷たく冷やされていることがわかります。熱を伝えやすい鉄が室内の温度を逃がしている訳です。

鉄やコンクリートにも勝る強靱な素材。

木は鉄やコンクリートなどと比較しても、強度的には圧倒的に優れた性質をもっています。図の木材は杉の例ですが、「引っ張り」強さは同じ重量の鉄と比較して4倍、「圧縮」に対する強さは同じ重量のコンクリートの9.5倍の強さがあります。さらに「曲げ」の強さ比較では鉄の15倍以上もの強さを示しています。木は鉄やコンクリートに比べて軽い素材なので、建物の重さが大きいほど影響を受けるといわれる地震の際にも、建物が受けるエネルギーは少ないとされています。一方で鉄やコンクリートなどと比較して、木はせん断力に対する力が小さい訳ですが、素材そのものを加工し易いというメリットと合わせて、住宅工法ではこのせん断力に対して金物(接合部)などの対策を施すことで、建築材料として実に理にかなった素材と言える訳です。

意外ですが木材は難熱性。

鉄骨は500℃程でやわらかくなり、やがて飴のようにまがってしまいます。コンクリートは300℃程で亀裂が入り崩れ落ちてしまいます。木材の場合は、表面が焦げることによって内部への酸素供給を遮断し、燃焼を遅らせます。事実、鉄骨の柱が、熱でぐにゃりと曲がりながら木材の梁に垂れかかり支えられている火災現場の報告もあります。木材は実験写真のように構造材のような太さがある場合、たとえ15分間火にさらされていても、9o〜12o程度までしか炭化されず中まで燃えていません。熱に弱い鉄は加熱されてから5分後に強度が半減してしまうのに比べて、木は20分程と実にがまん強い特性を備えており、地震などの二次災害にも対応する頼もしい建築素材といえます。

木は目と耳と肌にやわらかな素材。

●目にやさしい

紫外線は目をも傷つけています。目には50〜60%の反射率がもっとも心地よいとされていますが、木材がまさにこの反射率。波長が短い紫外線は吸収し、ほとんど反射しません。木は目にも負担をかけない優しい素材です。

●耳にやさしい

木には人間にとって不快な超高・低音を吸収する作用があります。また自然な残響効果があり、音楽ホールや教会などにも最適な建築材料として使用されています。

●心にやさしい

木の家は、香りがすがすがしいのも魅力のひとつ。この木の香りには、フィトンチッドという成分が含まれていて、抗菌・殺菌効果があります。さらに、精神をリラックスさせる作用もあるので、家に居ながらにして森林浴効果を期待できます。そしてなにより、木のやわらかな風合いが、住む人の心をほっと和ませてくれるのです。

木の家をつくることは、 都市の中に森をつくること。

地球温暖化の原因となっているCO²の排出を抑えることができる木の家づくりこそ、住まいのエコロジー活動の基本です。

これまでの日本の建築について考えると、私たちはスクラップ&ビルドの状態を続け、資源を無駄に消費し、CO²を排出しつづけてきました。CO²の増大は、地球の温暖化を招き、大きな問題となっていることは周知の通りです。しかし、木材がCO²の問題を解決するために非常に有効な生物資源であることに今大きな注目が集まっています。木はその成長過程で光合成を行い大気中のCO²を体内に固定します。そして、その後伐採され、木材として使用されたとしても、その固定状態は変わりません。廃棄され、腐って分解されるか、燃焼したとき初めてCO²に戻ります。したがって、木材を利用することは、そこにCO²を蓄積していることになるのですこの場合CO²を定着しつづける木を伐採することは問題ではないかという疑問が生じます。しかし、それは伐採された後に植林をしない場合にしか当てはまりません。逆に、若い木がどんどん成長する時が最もCO²の固定状況が良いとされ、成長が極相状態に達した森林では光合成を行う部分と呼吸を行う部分との割合が近くなるのです。つまり、CO²の固定という面だけを見ると効果は小さくなるのです。「循環する森林」は適切な管理のもと、伐採して資源を循環させるべきなのです。他の建材との比較で見ると、もっと顕著にそのメリットがわかります。鉄やアルミなどの建材は、その生産過程においてエネルギー消費が多く、極めて多くのCO²を排出しています。木材も、乾燥や運搬などの過程である程度のCO²を排出していますが、それは比較にならないほど小さなものです。

循環資源として、国産材の利用を推進しています。

私たちの暮らしている日本の森林は、住宅の柱など材料としての「良い木材」を得るために、人々が植えた「人工林」が4割程度を占めています。この人工林の木々はまだ比較的若くどんどん生長しているのですが、このような森林を手入れしないで放っておくと、詰め込まれた状態となって、幹も根も十分な成長ができなくなります。また、地面まで光が届かないために、森林の下層植物が生えず、土壌がむき出しのままになってしまい、大雨が降った時には土壌が押し流されて山が荒れたり、下流の人々の生活を脅かすような被害も出てしまうのです。このように森林には、土壌を維持する働きがあるばかりか、水を蓄えたり、空気を浄化したりする働きがあります。森林のもっている様々な機能を十分に発揮させるには、適切に手入れすることが必要です。森林の手入れとは、伐採し苗木を植え、森林の循環機能を働かせるということに他なりません。このため、もしも私たちが木材を使わなければ、森林の手入れもできなくなってしまうのです。木材を有効利用することにより、「植える→育てる→収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、林業の生産活動も活発になり、森林のもっているさまざまな機能も十分に発揮されるようになるのです。ウンノハウスではこうした背景のもとに、確かな品質確保と安定供給の体制が整いつつある木材市況のなかで、運輸エネルギーなどのトータルなバランスを考え国産材の利用を推進しています。

[メタルジョイント] ≪BACK / NEXT≫ [快適・省エネ性能トップ]

UP

●当ホームページに掲載されている写真、内容、設備、仕様については、実際の発売 商品とは異なる場合があります。
また、技術改良のため予告なく変更する場合があります。

flash playerダウンロード ADOBE READERダウンロード